メッキ塗装・ミラーテック
≡ ミラーテックの原理
ミラーテックは「銀鏡反応」を応用した新しいメッキ塗装システムです。 銀鏡反応とは、鏡を作るときにも使われている化学反応のひとつで、アンモニア性硝酸溶液が還元されると、銀が析出してガラス容器などの器壁に付着し、鏡のようになる反応のことです。 銀鏡反応を利用したメッキ技術のことを銀鏡メッキ(銀鏡塗装、メッキ塗装、銀鏡コーティング、スプレーメッキ)といいます。
通常のメッキ施工には、六価クロム等の環境負荷物質を使用したり、大掛かりな設備が必要でしたが、銀鏡反応を利用したミラーテックは、装置の小型化と環境に優しいメッキ施工システムを実現しています。
また、従来からある銀鏡メッキ技術では、メッキ特有の白化(シケ)や剥がれやすいといった問題がありましたが、ミラーテックでは独自開発の銀鏡メッキ液剤と銀鏡メッキ施工装置により、剥がれにくく美しいメッキ処理を可能にしました。
≡ ミラーテックの特徴
| ● | ミラーテックにより形成されるメッキ膜は、純度99.9%の銀膜。 |
| ● | 金属、陶器、木、ガラス、ゴム、プラスチック(樹脂)等、ほとんど全ての素材にメッキ可能。 多種多様な分野で応用できます。 |
| ● | 大きいもの(車のボンネット程度)にも施工できます。 |
| ● | 環境に負荷を与える有害な物質を使用しない、クリーンで自然にやさしいメッキ施工技術です。 |
| ● | メッキ面を保護するトップコートに顔料や染料で着色することにより、シルバー以外もゴールド、レッド、ブルー等のカラフルな仕上りになります。 グラデーションもできます。 |
≡ 塗膜スペック
| 項目 | 試験方法 | 内容 | |
| ■密着性 | 碁盤目 | 密着性 | 100/100 |
| ■耐揮発油性 | 揮発油23℃:0.5h | 外観・密着性 | ○ |
| ■耐キシロール性 | キシロールを含むガーゼ5往復 | 外観 | ○ |
| ■耐水性 | 水道水浸漬23℃:24h | 外観・密着性 | ○ |
| ■硬度 | 鉛筆硬度 | 硬度レベル | F |
| ■色調保持製 | 80℃:2h | 外観 | ○ |
| ■耐ポリッシング性 | ワックスを含むガーゼ5往復 | 外観 | ○ |
| ■耐熱変色性 | 80℃:100h | 剥がれ・外観 | ○ |
| ■耐ガソリン性 | ガソリン 浸漬:2分 | 剥がれ・外観 | ○ |
| ■耐グリース性 | グリース1g塗布:1h | 剥がれ・外観 | ○ |
| ■耐冷熱繰り返し性 | (60℃×2h+-10℃×2h)×8 | 外観・密着性 | ○ |
| ■耐光性 | フェードメーター(200h) | 外観・密着性 | ○ |
≡ 施工手順
ミラーテックによる銀鏡メッキの施工は、試行錯誤のうえに完成させた高反応の液剤と高性能スプレーガンにより、クオリティーの高いメッキ加工ができるよう設計されています。
※特殊な形状なもの、大きなものに施工する場合は、多少の慣れが必要になります。
| STEP1 | アンダーコート (要乾燥) |
| ↓ | |
| STEP2 | 第一活性剤 |
| ↓ | |
| STEP3 | 純水にて水洗い |
| ↓ | |
| STEP4 | 第二活性剤 |
| ↓ | |
| STEP5 | 銀鏡反応 |
| ↓ | |
| STEP6 | 純水にて水洗い |
| ↓ | |
| STEP7 | 安定剤 |
| ↓ | |
| STEP8 | 純水にて水洗い (エアブロー後要乾燥) |
| ↓ | |
| STEP9 | トップコート |
※温度、湿度、水質、空気質など、条件によってシケが発生したり白くボケたりする可能性があります。環境を整えることがクオリティーを上げる最大条件です。

















